砂糖を焦がせば薫る日々

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以前投下した小ネタ(9)※18禁注意

※※※以下の文章には性的な描写があります。閲覧には十分ご注意ください。






























      ※   ※   ※




『Sな彼女』





 俺の彼女にはちょっぴりSっ気がある。
 別に暴力を振るうわけじゃないが、俺を困らせて楽しむ癖がある。
 と言っても、中身は些細なことばかりだ。
 料理に嫌いな一品を設けるとか、漫画の単行本シリーズを一巻だけ隠しておくとか、実にかわいいものだ。
 どうやら俺の少しだけ困った反応を見るのが好きらしい。
 たぶんあれだ。好きな娘にちょっかいを出す小学生心理だ。いや違うかもしれないけど。
 そんな彼女の癖が、俺は正直嫌いじゃない。
 やっていることは本当に小さなことだし、そんなことで喜ぶ彼女はかわいいと思ってしまう。
 俺にとってはいたずら好きの妖精みたいなものだ。
 断っておくが、俺は別にMじゃない。
 尻に敷かれているわけでもない。基本的に俺と彼女は対等な関係だ。
 もし俺のことを評するなら──惚れた弱みと言ってほしいね。



      ◇   ◇   ◇



 彼女が俺に選択肢を投げて寄越してきた。
「穿いたままと穿いてないのと、どっち」
 俺はしばらく考えて、
「……穿いたままで」
「ん」
 彼女は頷くと、ベッドの縁に座った。目の前に座るよう顎で促され、俺は彼女の前、床の上に腰を下ろす。
 俺がズボンを脱ごうとすると、ボタンを外したところで細い脚が伸びてきた。
 黒のニーソックスに包まれた彼女の脚。こちらのズボンを奪い取るように、ゆっくりと脱がしていく。
 脱がしやすいように腰を浮かす。両足がトランクスごとズボンを脱がし、俺のモノが顔を出した。
 半ば硬くなっていた性器が一気に屹立する。彼女の目にさらされたことで反射的に興奮してしまった。
 彼女は薄く笑みを浮かべると、ズボンをさらに俺の足首までずり下ろした。
「開いて」
 短い命令。俺はごくりと唾を呑み、よく見えるように股を広げた。
 彼女の笑みが深まる。両足がつい、と動き、正中線の一番下にある部分に触れてきた。
「う……」
 柔らかくざらつく布の感触に俺は思わず呼気を洩らした。
 右足の親指が肉棒の付け根を押さえ付けてくる。反対の左足はそれを支えに右の側面を足裏で擦りあげてくる。
 右足の指が付け根を細かく撫でた。
「くっ……、うぅっ……」
 ニーソックスに覆われているために指は不自由な状態だ。それでも器用にこちらを刺激してくるその足遣いは、彼女の見事な技だった。
 前を見ると、彼女の顔が楽しげに笑っていた。
 さっきまでの小悪魔的な笑みではなく、どこか嬉しそうな笑み。
 俺が感じていることが嬉しいのかもしれない。俺もちょっと嬉しくなった。
 足の動きが加速する。ミニスカートから伸びる両脚が艶めかしく踊り、スカートの中がこちらを誘惑するかのようにチラチラと覗く。
 両足が棒を挟み込み、上下に強くしごいた。
「うわっ……くうっ」
 ただしごくだけなら手の方が絶対楽なのに、こうして不合理な刺激の方が興奮するのはなぜだろう。
「なぜかしらね」
 彼女が俺の心を読んだかのような言葉をはいた。
 思わず顔を上げると、小首を傾げて彼女は言った。
「穿いたままが気持ちいいなんて……おかしい」
「い、いや、だって」
「そもそも……足でなんて、間違ってる」
 冷淡な言葉と裏腹に、その間にも足は激しく動く。
 俺は何も言えない。柔らかい足の感触に耐えるので精一杯で、とても返事をする余裕なんてない。
「でも、不合理が気持ちいいというのも──悪くない」
 彼女の右足親指が亀頭を裏からぬらりと撫でた。
「っ……!」
 先走る透明な液体が黒い布に絡み、足によって棒全体に塗り込まれていく。
 左足の爪先が裏筋を撫で上げた。
 さらなる快感が襲ってきた。先の方はどうしても敏感だ。それをこんな立て続けに、
「も、もう……やばっ……」
 その瞬間彼女は右足の裏で鈴口を押し潰すように擦り撫でた。
「うっ!」
 それが合図となったかのように、俺はそのニーソックスに向かって勢いよく射精した。
 彼女が驚いたように右足を引く。飛び出した精液は魚のように空中を跳ね、彼女の脚やスカートを汚した。
 俺はそのまま全てを吐き出そうと下腹部に力を込めた。精液は止まることなく次々と溢れ飛び、床にも、俺自身の脚にも降りかかった。
 ようやく全てを出し切り、俺は深い息を吐く。
 彼女の足裏と亀頭の間に白い橋がかかっている。彼女はぼんやりとそれを眺めている。
「すごく……気持ちよかった。ありがとう」
 俺は礼を言うと、テーブルの上のティッシュ箱に手を伸ばそうとし、
「まだ」
 彼女の声に動きを止めた。
「私も、気持ちよくなりたい」
「い、今から?」
 頷く彼女。
「で、でも俺、今のでかなり出し切った感じで」
「ガンバレ」
「……しばらく休ませて」
「ダメ」
 彼女は楽しそうにしながらも、顔を上気させている。スイッチが入ったのかもしれない。
 彼女はミニスカートの端を軽く持ち上げると、小さく微笑み、
「穿いたままと穿いてないのと……どっち」
 薄い水色のショーツが際どく見え隠れする。
「……穿いたままで」
 ため息と共に呟くと、彼女は嬉しげに笑みを深めた。



      ◇   ◇   ◇


 結局、彼女を満足させるのに、三度の回数を要した。
 俺はすっかり疲れきってしまったが、しかし快楽の熱がどこか頭に残っていて、眠れない。
 対して彼女はすっかり夢の中である。
 傍らで寄り添って眠る彼女の表情は、実にあどけない。
 まったく。
 なんだか振り回されっぱなしだが、彼女のその寝顔だけで得をした気分になる。
 俺はただ苦笑する。
 まったく困ったお姫様だよ。



 と、そこまで思ったところで、改めて我が身を振り返ってみた。
 …………やっぱり俺はMかもしれない。





      ※   ※   ※





またもや小ネタです。
しかも18禁です。足コキです。
無口スレに投下した小ネタです。スレ内で上がったリクエストに即興で応えた話です。若干の加筆があります。

こっちには18禁描写のある話は載せていなかったのですが、今回初めて載せました。
私の書く話は基本的に男女対等なのですが、今回はやや男子が押され気味。
まあプレイがプレイですからね。仕方ない。


今月はもう一回だけ更新するかもしれません。わかりませんが。
頑張ります。





かおるさとーでした。


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*** COMMENT ***

M!?

まさかの足技とは、恐れ入りました。
かおるさとーさんの、”ぼく”ではない”俺”が一人称の主人公のお話も、新鮮でした。
口調が男らしいだけに、Mとはいっても、ソフトなMで、それが絶妙ですね。
なんと言っても彼女がかわいいです!
黒のオーバーニーソックスで、足コキだなんて、想像した絵的にもやばすぎます。
穿いたままで、というチョイスを絶賛したい。

たのしいSSをありがとうございました!

ゴロさん

コメントありがとうございます。
はい、足技です。ちなみに私は格闘技では足技の得意な選手が好きです(関係ない)。
無口スレで「無口っ娘に足コキされたい」と欲望をぶつけておられる方がいらしたので、まあせめて文章で応えてあげられたら、という感じで書いた話です。たしか二時間もかからなかったと思います。
ただ、こちらに載せるにあたって多少の加筆を加えています。具体的には題名と冒頭、最後の部分です。ようするに足コキ以外全部です。
作者本人からすれば後付け設定もいいところなのですが、どうでしょうか。多少は彼女のキャラに深みが出てますでしょうか。
実は着衣えっちが好みです。素足よりニーソの方が黒と白で引き立つと思います。
ハードなSMは私には……む、無理です。
でもいつか書けるようになりたい。

こちらこそ読んでいただきありがとうございました!

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