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砂糖を焦がせば薫る日々

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『HiGH & LOW』と兄様の話

こんにちは。こんばんは。かおるさとーです。

突然ですが、私には兄がいます。
この兄は私より2つ年上なんですけど、私の趣味嗜好を形成するにあたって非常に大きな存在だったといいますか、要因になったといいますか、とにかく大きな影響を受けた人です。
要は、兄を通していろんな小説や漫画やスポーツや格闘技に触れてきたということです。
図書館に通い詰めるようになったのも兄の影響ですし(おすすめの本をいっぱい教えてもらった)、ジョジョとか少年漫画を読むようになったのも兄に薦められたからだし(ジャンプ漫画どれもおもしろかったなあ)、空手とかボクシングとかK-1とか観るようになったのも兄と一緒にテレビを観ていたからです。(兄は空手を習っていたので空手家には強い思い入れがあるようでした)洋画や海外ドラマを観たのも全部兄が教えてくれたものばかりだし(ブルース・リーからジャッキー、セガール、ヴァン・ダムやリー・リンチェイまで、ドラマはナイトライダーからスーパーナチュラルまで、とにかくいろいろ)、それはまああらゆるところで影響を受けまくっているわけです。

ですが、兄が家を出て、離れて暮らすようになってからは、私も自分で自分の世界を広げていくようになりまして。
高校時代に読んではまった小説や漫画は、自分で開拓していったものが多かったですし、まあその範囲も結構影響を受けた感が色濃く残ってはいるのですけど、少しずつ自分なりの世界を構築していったわけです。
決定的に“違った”といえる瞬間は、おそらく大学に入ってから得た感覚を自覚してからでしょうか。
具体的には、私はどうやら「日常もの」や「ハッピーエンド」が好きらしい、という意識が芽生えてからでしょうか。
私が書くお話を読んだことのある方はご存知だと思いますが、私の作風は基本的に明るめで、基本モットーに「甘い」「明るい」「安心」を掲げているくらいです。
でも、中学高校大学と過ごしてきて、触れたものは結構暗いようなきついようなお話も多く、別にそれらが嫌いというわけではありません。これもちょくちょく言ってますけど、読む分にはどんなお話も平気だったりします。一言に鬱だのバッドエンドだの言っても、本質的にそれが果たしてバッドかグッドかというのは、なかなか判別が難しいところがありますしね。『ミスト』とか『隣の家の少女』とかなら、まあ、バッドと断言していいかもしれませんけど。いや、バッドというか、ダークかな。何が正解かわからない物語はきついですね。でも、嫌いではありません。2度は読まないけど。ケッチャムはきついです。(『アンダー・ラグ・ロッキング』とかは、個人的にはバッドじゃない系)

話逸れました。趣味形成に関しての話でしたね。
ええと、とにかく私は、「ごくありふれた人々のなんでもない日常を描いたお話」というものが、どうにも好きなようでして。
それはサザエさん的なものでもいいですし、きらら系4コマ漫画のようなものでもいいですし、日常の謎のようなミステリ系でもいいのです。ただ、ありふれた日常はイコール平和という意味ではないはずで。平凡ではあってもそこに思い悩みながら生きている人がいるのなら、それは果たして単純に平和といえるだろうか、楽しいだけの物語でいられるだろうか、ということは、わずかながらではありますが、心にとどめてはいます。基本的には明るく楽しい世界観が好きですけど、明るくないいろいろなものがあってこそ、その明るさや楽しさはあると思います。

また話逸れました。兄の話でしたね。でしたっけ。
大学生になってからは、深夜アニメを観たり官能小説を書いたり、兄の影響からはだいぶ外れたような領域に足を踏み入れていきました。
それがそのまま今の私の趣味につながっているわけですが、だからといって、兄の影響がまったくなくなってしまったかというと、そういうわけではないのです。
格闘技は観ますし、少年漫画は相変わらず好きだし、昔からの趣味と新しく得た趣味があわさって今の私の趣味を形成しているわけです。
だから、今でも兄とは電話で連絡を取ってお話したりするのですけど、その中でおすすめされたものは読んだり見たりします。
で、私もおすすめを話すのですけど、そこはそれ、極力兄向けのものをおすすめするわけです。兄様に刀剣乱舞とかすすめても観るとは思えないですし。かといって男性向けの美少女アニメやハーレムアニメとかも兄様は観ません。どっちかというと、ロボットものとか熱いアクションものとかを好むのです。ガンダムとか。グレンラガンとか。オルフェンズで失望したのでしばらくガンダム作品はいいやって言ってました。止まるんじゃねぇぞ……。(言いたいだけ)

というわけで、私は『HiGH & LOW』をおすすめしたのです。(前置き長い)

かおるさんは昨年末から観始めるというなんとも遅い参入だったわけですが、これがまあ見事にハマってしまいまして。
とりあえず動画配信されているドラマシリーズのシーズン1・2から始まって、MOVIEとRED RAINまで観終わったのですけど、困ったことにこの後のMOVIE2がまだDVD出てなくて配信もされていないので観られません。2が観られないということは今劇場公開されているFINAL MISSIONも観るわけにはいかないのです。そもそも鹿児島じゃもうやってないけど。
でもでもとりま現状観られるものは観たので、それですっかりハマっちゃったので、こういう男たちの戦いと友情の物語みたいなお話は兄様もきっと好きだろうと思って、年末からおすすめしたのです。

ところが。

年が明けて兄様と新年おめでとうの電話をかけて話してみたら、あまり気にいってもらえなかったようなのです。
あれー? って。
兄様こういうの好きじゃなかったっけ? って。
かおるさん的にはちょっと意外でした。
兄様は『クローズ』とか『ろくでなしブルース』みたいな不良漫画も網羅してまして、実写映画の『クローズZERO』なんてかなり私におすすめするくらいの人だったんですけど(実際面白かったです)、それがあったからなおさら不思議だったんです。

「なんで『クローズ』はよくて『ハイロー』はダメなんだよ!! 琥珀さん、どうしちまったんだよ!!(関係ない)」
みたいな。ね。
で、話を聞いてみたらですね。こう言うわけです。

「まあ、悪くはなかったよ。悪くはなかったんだけどね。でも、ツッコミどころ多すぎっていうか、なんだよあれってなって」
「……(それはすごいわかるけどっ)」
「なんだっけ、ホワイトラスカルズ? なんで白ずくめなんだよ、とか。恰好で笑ってしまって、ちょっと」
「……(クローズだって鳳仙の連中全員ハゲじゃんっ、あっちはいいのかよっ)」
「いや、あの、浮浪者のやつらのアクションとかも結構よかったし、あの不良校の、オヤコー? あいつらとか結構好きなんだけどね」
「……(なんだかんだで結構がっつり観てんじゃんっ、ツンデレかよっ)」
「でもやっぱ現実感がなくてなー、あんな町ありえないじゃん。そこがどうしてもなあ」
「……いや、そこは割り切って観ればよくない?」
「まあそうなんだけど、なんかな、悪くはないんだけど、うーん、なんだろうな。もしかしたら女の子はああいうの好きなのかもしれないけど」
「……たしかに、EXILE版ガルパンとか言われたりもするらしいけど(ガルパンも好きだよ私は)」
「いいところもあったんだけど、全部が全部好きかって言ったら、なんか違うんだよ。いろいろ混ぜすぎてる感があってさ」
「…………うん」

とまあ、そういうお話をしたわけです。
で、兄様が微妙だと感じてしまったのは、たぶんごった煮感がノイズになって、いまひとつ作品の世界観に乗り切れなかったせいではないかと思います。いろんな要素を詰め込むよりも、もっとシンプルな構造の方がよかったのかもしれません。
物語としては、九龍という巨悪が存在するので、はっきりいってものすごいシンプルな対立構造のもとに成り立っているんですけど、アクションやら音楽やら演出やらキャストの多さ豪華さやらを併せて総合的に見たら、たしかになんじゃこりゃってなってしまう世界観です。なので、兄様がいまいち入り込めなかったのはしょうがないのかなあと思いました。
そういえば『クローズZERO』のときも兄様は「これ、女キャラ必要か?」って言ってました。あれもノイズに映ったのかもしれない。

兄様の主張はよくわかりましたが、ひとつだけ疑問を呈したいことがあります。
「女の子はさ、あれじゃん、リンゴを拾ったりとか、抱きしめて俺の胸で泣けみたいな、ああいうのが好きだったりするんじゃん?」

それは違うよ!!

いや、別に嫌いでもないけど、少なくとも私は特別好きってわけでもない。ていうかリンゴを拾うって、RED RAINのあれは雅貴お兄ちゃんのキャラをわかりやすく見せるための演出じゃん、お前もお兄ちゃんキャラならわかれよ!(ムチャクチャ言ってる自覚はある)

RED RAINで一番好きな場面を挙げるとしたら、ラストの兄弟仲良くアイス食べてる場面に決まってるじゃん!!

あれ最高じゃん。やばいじゃん。あの場面にたどり着いて、ほんと観てよかったと思えるよ。

この感覚のズレは、ずっと私が影響を受けてきた兄様と明確に“違う”感じを覚えて、なかなかにショックというか、びっくりしました。
え、私たちは雨宮兄弟みたいに分かり合えないの? 私お兄ちゃんのこと好きだよ。ほんとほんと。広斗クンだって、普段はツンツンしてるけど、ほんとはお兄ちゃんのこと大好きでしょ。いっしょだよ。私は別にツンツンしてないけど。
そういえば兄様、弱虫ペダルもあまり好きじゃないって言ってました。私は好きなんですけど、同じ少年漫画好きなのに何が違うんだろう。
そりゃ違う人間なんだから違って当然なんだけど、ずっといっしょに育ってきて趣味もよく合う仲のいい人が、思いがけない微妙な違いを見せてくると、驚いてしまうものですね。



というわけで、私はもっと雨宮兄弟みたいに兄様と絆を深めたいというお話でした。(そんな話だったか?)
ずっと兄さんって呼んでいて、お兄ちゃんって長らく呼んでないような気もします。今度帰ってきたときにはもうちょい仲良くしたいです。
かおるさとーでした。
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