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砂糖を焦がせば薫る日々

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わたし、今後が気になります!

こんにちは。
こちらでは一ヶ月ぶりです。

いつの間にかゴールデンウィークもすぎて、だんだん暑くなってきているような気がしますね。服も少し薄くなりましたし。
ここ最近、雹や雷雨や竜巻が発生して、関東地方にお住みの方は大変だと思います。
自然の力は恐ろしいですね。なんとか折り合いをつけていければいいのですけど。



閑話休題。
えっと、今日はアニメ『氷菓』について書こうと思います。
いや、〈古典部〉シリーズについて、かな。
まあどちらでもいいのですが。

現在、全国10局で放送中の『氷菓』ですが、毎週楽しんで観ています。
どうしても原作と比べてしまうところはあるのですが、さすがは京都アニメーションといいますか、とても丁寧に作られていて、感心します。

未視聴の方に簡単に説明しますと、

『省エネ主義を信条とする少年の日常が、好奇心旺盛な少女に出会うことで一変してしまう物語』

です。

よくわからない? そうですね、これだけじゃいまいちわからないかもしれませんね。

省エネ主義ってなんやねん、とか。
少女に出会っただけで一変ってどういうことよ、とか。

じゃあもう少し、あらすじなどを。

『「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら、手短に」の“省エネ主義”をモットーとする高校生・折木奉太郎。姉の命令で入部することになった「古典部」で、彼は千反田えるという少女に出会う。彼女はその清楚な見た目とは裏腹に好奇心旺盛で、興味のあるものに対しては労力をかけることを惜しまない、奉太郎とは真逆の性格だった。そんなえるの好奇心に振り回されて、奉太郎の省エネ主義はおおいに乱されるが、ある日奉太郎はそんな彼女から、一つの依頼を受けることになる。それはえるの過去と、45年前の「古典部」にまつわる謎だった。友人の福部里志、伊原摩耶花も加わって、奉太郎は古典部に隠された45年前の真実を解き明かしていくことになる』

こんなところでしょうか。だいたいね。

これは原作一作目のあらすじですが、アニメでは二作目以降の話も扱うらしいので、私、とても期待しています。
ちなみに原作の33年前の設定が、アニメでは45年前に変更されています。

『氷菓』はミステリ作家・米澤穂信さんの小説が原作です。
私は米澤さんの作品が大好きで、この〈古典部〉シリーズに限らず、ほぼすべての作品を拝読しました。
米澤さんといえば、たぶん映画化された「インシテミル」が一番世間には知られているんじゃないかなあと思います。しかしあれは映画と原作で毛色も内容も違うので、米澤さんのファンとしてはちょっと複雑な思いなのです(でも私、映画自体は否定しません)。
私が特に好きな米澤作品は、ちょっと迷うところですが、「折れた竜骨」「追想五断章」です。「儚い羊たちの祝宴」「犬はどこだ」も好きです。
じゃあ〈古典部〉シリーズはそんなに好きじゃないのかと言いますと、

そんなわけないじゃないですか!

〈古典部〉シリーズはすごいですよ。特にミステリ好きにはおすすめ。
他の作品にも見られるのですが、米澤さんの作品って、古典ミステリのやり方を忠実に踏襲したところがあるんですよね。オマージュというより、リスペクトかな。本人は『型』を使うと言ってますけど。
『日常の謎』というジャンルが日本のミステリにはあるのですが、〈古典部〉シリーズはそれにあたります。
特に一作目の『氷菓』は、北村薫さんの『六の宮の姫君』のやり方を踏襲されたそうで(テキストクリティークを重ねていって、謎を解き明かしていく手法)、とても興味深いです(ちなみに北村薫さんの作品も大好きです。ミステリという観点では『盤上の敵』が、日常の謎では〈ベッキーさん〉シリーズが好きです。前述の『六の宮の姫君』ももちろん好きで、でも正直これは書けないなあと思いました)。
二作目以降も随所に古典ミステリの『型』が見られるので、そのあたりを見ていってほしいなあと思います。

あ、アニメについては、とてもうまく表現されています。
ミステリって、文章だと丁寧に説明できるのですけど、30分のアニメだとどうしても全部を見せることはできないのですよね。
そのため、原作からカットされる部分が出てきます。一方で、原作にはなかった場面や描写が付け足されることもあります。もっと言うならミステリ要素は二の次にされることもあります。ストーリーやキャラ描写が優先されることもしばしば。
でも氷菓は、もちろんキャラ描写やストーリーを大事にしているのですが、ミステリ要素も決しておざなりにはしていないですね。むしろ視覚的にわかりやすく表現しています。
そういう細かい部分で、すごくうまく魅せているなあと感心させられる出来になっているので、原作ファンは必見です。もちろん未読の方にもオススメです。
ただ、流し見るには適さないアニメだと思います。伏線や細かい情報がいたるところに散りばめられているので、軽く見るのには合わない気がします。むしろ何度も繰り返し観るとおもしろいかも。
キャラ描写について言及しますと、千反田さんがとてもよく動いてかわいく描かれています。奉太郎も、原作より高校生らしさが増していて、とてもかわいらしいです。でも、一番魅力が増したのは、たぶん摩耶花じゃないでしょうか。原作では奉太郎視点で話が進むので、ちょっと印象が悪い気がするのですが、アニメだとそういう偏りがないので、魅力的に描かれています。素敵です。里志は、もう少し回を重ねないと人となりが伝わらない気がします。他のキャラよりも少し複雑な内面を持っているので、今後に期待。

ところで私はBS組なので、日曜深夜の最速放送から一週間近く遅れての視聴になります。すごく待ち遠しいです。特にツイッターで最新話の話題が出ていると、うずうずします。まあネタバレされても苦にはならないですけどね。
ツイッターでもいろいろつぶやいていますので、暇な方は覗いてやってください。



こんなところでどうでしょうか、千反田さん(ぇ)

あ、ちなみに『日常の謎』ジャンルで一番好きなのは、加納朋子さんの作品です。
特に『ななつのこ』から始まる〈駒子〉シリーズはぜひとも読んでもらいたい作品ですので、気になりましたら書店や図書館で探してみてください。
ミステリの探偵役って変人多いですけど、瀬尾さんは素敵な方だと思います。





……SSは、明日あたり投下できればいいんですけど、ちょっとどうなるかわかりません。
どこのスレに落とすかも決めてませんしね。

実は米澤作品スレに小ネタを一つ投下してたり。どれかは言いませんけど。





かおるさとーでした。

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